コミュニケーション能力を上げる
2024年11月02日
コミュニケーションが上手くできない
こんにちは。
トレーナー協会です。
これまでに沢山の方とコミュニケーションを学び、コミュニケーションをお伝えしてきました。
私たちの所に学びに来られる方は様々です。
主婦、学生、管理職、経営者、新入社員、上司と部下、夫婦、カップル、1人で学びに来る方もペアで学びに来られている方もいらっしゃいます。
そして参加者の皆様の動機は様々です。
共通していることは「コミュニケーションを学ぶ」という事。
今、コミュニケーションを学ぼうとする方が増えています。
もっと、コミュニケーションを円滑にしたい人もいれば、今までのコミュニケーションでは中々上手くいかなくなったと言う方もいます。
実際に企業が人材に求めている能力は10数年1位がコミュニケーション能力と言う調査もあります。
コミュニケーションが重要だという事と、悪くいってしまえばコミュニケーションが上手くいかないと言っているのです。
上手くいかなくなった理由は?
1つの理由として時代の変化が一つあります。
少し前は、企業に入ったらやめずに最後まで働くという事が当たり前だった時代があります。
しかし、キャリアコンサルの方などにお話を聞くと40歳までに3回・4回のキャリアチェンジは普通になってきているとの事。
自分に向かないと思ったら今はすぐやめれるのです。
社員が経営者より力を持ってきたと言う変化が受けて取れます。
強制することが出来なくなってきたのです。
例えば、「報連相」が大切だとしている企業はたくさんあると思います。
では、皆さんにご質問します。
報告・連絡・相談は、部下が上司にするものだと思っていませんか?
しかし、経営の父と言われ、世界の名だたる企業をコンサルしたピータードラッカー氏によると、コミュニケーションは上司から部下にするのが当たり前だという事です。
なぜならば、多くの部下は上司の顔色を気にしたり、今、話しかけても大丈夫かな?などと気を使っている部下がいるという事、部下が話しかけたときに、「今忙しいから!」とか「後にしてくれ!」言われるとまた、言い出しにくくなってしまいます。
だからこそ、上司が時間を作って自ら経過を聞きに行くと言う配慮が必要だそうです。
夫婦のテーマ
話は変わりますが、夫婦やカップルの場合、例えば、夕飯の時に奥様に対して「美味しい」「いつもありがとう」など
しっかりと伝えていらっしゃいますか?
ご主人が仕事の間に家事を一生懸命しているパートナーを感じていますか?
そしてねぎらえていますか?
仕事を一生懸命して、夜遅く帰ってくるご主人に対して「いつもありがとう」ねぎらっていますか?
こういう風にお互いがねぎらえないと大切にされていると言うエネルギーが満たされないので、自分を責めたり、子供を責めたりしてOKを出してしまう方も多いのです。
日常のコミュニケーションが子育てや自分の行動にも大きく影響するそうです。
仕事のテーマ、恋愛のテーマ、個人のテーマもそうです。
昔は成果を求めるコミュニケーションが大切にされていました。
しかし、成果を求めれば求めるほど実は傷ついたりする人が沢山いたりするものです。
成果を求めることは大切です。
しかし、今重要にされているコミュニケーションは1人1人が「私。大切にされている」と思うコミュニケーションです。
1人1人が「大切にされている」と感じれば離職率も減り、社員のモチベーションも上がります。
夫婦やカップルであれば、お互いにやさしくでき笑顔も今よりも増えると思います。
コミュニケーションは人のあり方そのものです。
否定をせずに尊重しましょう。
時代の変化とともにコミュニケーションも変化するのです。
笑顔溢れるコミュニケーションをしたいですね。