NLPカウンセラー&コーチとして
こんにちは。
トレーナーの猪瀬です。
「やりたいことをやりなさい」
「やりたくないことはやらなくていいの」と言う言葉が
色んな所で広教えられています。
実際に、NLPやカウンセリング・コーチング等でも
そういった言葉は沢山使われます。
「自分のやりたいことをやる」確かに素敵な考えだなと思います。
しかし、逆を返せば「やりたいことをやりなさい」と言う
教えのおかげで 我慢が出来なくなっている現状もあるのではないでしょうか。
「これは俺に向いてないから」
「これは、私のやりたいことじゃない」など
すぐにあきらめたり、挫折してしまったり、
そんな人も増えてきている気がします。
確かに無理にやりたくない事を
やらされるのはストレスかもしれません。
私も、トレーナーとして人前で話すって最初はしたくなかったですから(笑)
でも、アンケートなどで素敵なメッセージや
評価を貰うとすごく嬉しいんですね。
時には改善点を教えてくれる方もいらっしゃいます。
それを繰り返し行う内に「楽しいな」と思えるようにもなりました。
「自分に合う仕事」ってもしかしたらすぐには見つからないかもしれません。
運が良ければ一回で「天職」に出会えるのかもしれませんが…
しかし多くは、「積み重ね」だと私は感じます。
「自分のやりたいこと」を見つけるには
時には嫌だなと思う事にチャレンジしてみると
ヒントを見つけられるかもしれません 。
カウンセラー、コーチの大切な
以前、私が住んでいた家の近くにはケーキ屋さんがありました。
いつもあまり混んでいるお店ではなく(笑)
ちょっとしたご褒美に、よく利用していたのですが
ある時、テレビで紹介され、突然、人気店になってしまいました。
このようなメディアによる「お墨付き」となることも
「権威付け」の一種であり、消費者の行動に大きな影響を及ぼします 。
この「権威付け」はメディアだけではありません。
医師、弁護士、建築士といった高度かつ特殊な技術を 要する専門職が発信する情報も、 人を行動させ、 一瞬で心の状態を変化させる
大きな影響力を持っています。
風邪かな?と思って病院へ行ったとき、
診察中の医師が急に怪訝そうな顔をしたらどうですか?
「もしかして大きな病気?」と、急に不安になりませんか?
もちろん医師には、不安にさせようという悪意などはないはずです。
しかし、「権威的な相手」による言動は
何気ない仕草だけでも相手を傷つけてしまうこともあり、
逆に一言で救うこともあるのです。
カウンセリングやコーチングにおいては
カウンセラー・コーチが権威的な存在となります。
たった一言、ひいては表情一つで
クライアントの心を傷つけてしまうこともある。
だからこそ、しっかりとした知識とスキルを
身につけることが求められるのです。