か行
カリブレーション(キャリブレーション)
言葉以外の非言語を観察し、相手の心理状態を感じること。
言葉以外の非言語とは、無意識的な外部反応(シグナル)である。
言葉や行動に対し先入観を持たず、姿勢・しぐさ・呼吸・表情・筋肉の使い方・声などをよく観察し、それらを見い出すこと。
ほとんどのNLPプロセスにおいて、重要な第一ステップは、クライアントの問題状況をキャリブレーションすることである。
基準
決断や判断を下すために個人が用いる価値観や水準。
共感覚
見る/聞くの表層システムの間でオーバーラップするプロセス。
自分が見ることから聞く感覚を得ていて、聞く回路では自分が聞いたことで感覚を得たかのように現象を描写された状態。
自分が見ることから聞く感覚を得ていて、聞く回路では自分が聞いたことで感覚を得たかのように現象を描写された状態。
クロスオーバー・ミラーリング
相手にマッチングさせるが、違ったタイプの行動で行う。相手の身体言語に対して、異なるタイプの動きでマッチングさせる。
(例)相手の話す速さに合わせて、足を鳴らす。手の動きで呼吸にペーシングするなどがある。
(例)相手の話す速さに合わせて、足を鳴らす。手の動きで呼吸にペーシングするなどがある。
肯定的意図
人の行動・感情・考えの裏側には必ず「肯定的な意図」が存在する。
それは、一見ネガティブに思える否定的な行動・感情・考えにもその裏側には必ず「肯定する意図」があるということ。
「肯定的な意図」を知ることにより、どんな行動や感情・考えにも人はそれに向かって行くために、あるいはそれをさけるために、そこから逃れるためにその行動や感情、考えを持ったりしているのだという前提に立って物事を見られるようになる。
日常の生活の中でも「肯定的な意図」を見出せるとずいぶん楽に、そして色々と役立つ場面が増える。
行動の柔軟性
自分の持っている行動・習慣・感情、それらが制限となり可能性を十分に発揮できていない状態がある。アウトカムを達成したり、対人コミュニケーション能力をアップさせるには、相手から反応を引き出したり、自分の行動を変化させる柔軟な能力が必要である。