NLPでプレゼンテーションが上手くなる
NLPトレーナーは、プレゼンテーションが上手な方が多いと言われます。
実際に「米国NLP協会認定(バンドラー博士系列)」のトレーナーコースは、ほとんどの日程がプレゼンテーションです。
誰かに「NLP」を伝えるときに一番重要な技術になりますから。
トレーニング初日に全世界数百名の前でプレゼンをさせてもらったことを思い出します。
緊張すごかったですね~(笑)
それを超えれば、その後のプレゼンテーションが楽しくなります。
NLPのプレゼンテーションは、ただ上手に伝えるだけではありません。
相手の感情を揺さぶり、時に大きな笑いを誘い、大きな感動を与えることが出来ます。
プレゼン上達の3つのポイント
いくつか、プレゼンテーションが上達するためのコツがあります。
今回は、すぐに応用できるポイントを3つ紹介していきましょう。
しっかりと状態を作る
NLPでは「ステート」と言われますが、ただ冷静に話していたのでは感情を揺さぶることはできません。
怖い話を明るく話しても伝わらないですし、明るい話を暗く話しても伝わりませんね。
全ての言葉を同じ感情で話してしまうと、感動や面白みが欠けてしまうのです。
感動を与えたい、ユーモアを使いたい、楽しさを伝えたい、愛情を伝えたい
プレゼンテーションのテーマによって声の使い方、身振り手振り、表情の変化に工夫をいれる。
話し手のテクニックで、話の濃さが2倍にも3倍にもなります。
ただし・・・場に合ってないテーマを話すと、状態づくりが上手でも・・・
ダダ滑りするのでお気を付けください(笑)
話の中に、楽しかった話、怒った話、感動した話など複数の感情が含まれている内容であれば
しっかりと感情を表現(使い分け)しながらプレゼンテーションをすることです。
ノイズには気を付けましょう!
考えて話したり、間をつないだりするときに
「あぁ~」「え~」「えっと~」「あの~」など言ってしまったりしませんか?
これらは、「ノイズ」と言われて、プレゼンテーションには必要ないものです。
やってしまっている人は、これがなくなるだけで、非常に聞きやすいプレゼンテーションになります。
もし出そうになったら口には出さずに心の中で!意識して練習してみてください。
録音などして「ノイズ」がどれくらい入っているのか?チェックしてみるのも良いかもですね。
紙に書いてある物や、本を音読するときは、普段「ノイズ」が出る人も出ない場合がありますので
台本のない自己紹介の練習や、仕事や趣味を相手に伝えると想定した練習が良いでしょう。
「ノイズ」がなくなると沈黙の時間が出ると思うかもしれませんが、ほんの数秒です。
数秒であれば、沈黙してた方が良いくらい「ノイズ」はプレゼンテーションで必要性のないものです。
一度にすべてを無くすのは、難しいかもしれません。少しずつ意識をしながら減らしていきましょう。
話を完結させない
話を完結させないって?と思う方がいらっしゃるでしょうが
これも「ネスト・ループ」というプレゼンテーションの技法になります。
話の途中で、違う話に切り替えるのですが、コツは「一番良い所で違う話をする」です。
映画やドラマでも、重要な場面で違うシーンに切り替わることがありますね。
観ている側からしたら「何があったか気になる。」と思うので、より関心が湧くのです。
同じように、重要な話の「良い所」で違う話に切り替えれば、聴衆はプレゼンターに関心を持ってくれます。
「立ち直れない僕を一言で立ち直らせた言葉とは・・・、その前に少し違う話を・・・」
この様な感じで、実際のプレゼンでは自然な流れを作れるようになっていると良いですね。
プレゼンテーションの心構え
何を話すか、伝えるかも大切なのですが・・・
一番に相手を巻き込めるのは、内容ではなく、話し手の態度です。
そして、練習を積み重ねれば、上達するだけでなく
プレゼンテーションが苦ではなくなります。
「プレゼンテーションが上手だ!」と思うモデルの動画を見て「モデリング」することから
始めても効果的な練習になると思います。
これ以外にも
・4MATシステム→話の構成
・タイムライン→過去・現在・未来を使いながら伝える
・手の動き、視線
他にも上達の材料は沢山あります。
自信がない方でも、少しの工夫で劇的に変わります。
是非、スマートで素敵なスピーチを!
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