健常者へのコーチング、カウンセリング、セラピーの区別はない。
大学生。
経営者層。
社会で活躍するリーダー。
ビジネスマン。
彼らへのアプローチ。
人間関係。
ビジネスでの成果の出し方。
恋愛相談…。
日常生活する者たちへのアプローチで、
コーチング、カウンセリング、セラピーの区別はなくなりました。
もちろん、細かく区別しようとすれば、
いくらでもできます。
しかし、卓越したプロのコミュニケーターたちは全てできます。
実際、
彼らのアプローチは、
現状を把握するカウンセリングであり、
未来への可能性を広げるコーチングであり、
心のテーマをいやすセラピーです。
卓越したプロのコミュニケーターたちとは、
まず、2013年3月11日の東日本大震災後、
唯一、NHK総合、教育番組で心のケアに関して、
番組を担当された臨床心理士の堀之内高久先生です。
堀之内先生のアプローチは、
メンタリングといいます。
メンタリングを簡単に表現すれば、
「コーチング」「カウンセリング」「セラピー」の全てを含んだアプローチです。
この様に本当のプロは、
「コーチング」「カウンセリング」「セラピー」を区別して使っていないのです。
また、世界NO.1のコーチと言われるアンソニー・ロビンス氏も同じです。
彼のYoutube映像。
セッションDVDを見れば明らかです。
彼は、一般的に言われるカウンセリングをして現状を把握し、
目標設定します。
そして、クライアントが目標を手に入れるプロセスで、
セラピーの手法を数多く取り入れています。
このように心が健康な方へのアプローチにおいて、
「コーチング」「カウンセリング」「セラピー」の区別はないのです。
そして、自己実現を援助するアプローチは、
「コーチング」「カウンセリング」「セラピー」の全ての要素が必要なのです。
ある団体によれば、
「セラピー」「カウンセリング」は、
過去にアプローチすると定義されています。
現在抱えている問題を解決するために使われます。
そのためにカウンセラーやセラピストは、
その問題が生じる原因を探るため、
クライアントとともに過去を振り返り、
さまざまなことがらについて深く掘り下げていきます。
これは古い「セラピー」「カウンセリング」手法で、
今のセラピストやカウンセラーは、
クライアントに合わせて未来にアプローチします。
さらにその団体は、
コーチングを次のように定義しています。
コーチングとは、
未来に向けて相手の行動変容を促すことです。
相手が未来に向けて行動を起こす、あるいは行動を変えるのがコーチングの成果…
未来への行動変容を成果にするのは、
「セラピー」「カウンセリング」も同じです。
なぜならば、
「セラピー」「カウンセリング」の目的は行動変容に他ならないからです。
繰り返します。
自己実現を援助するアプローチするには、
「コーチング」「カウンセリング」「セラピー」の全ての要素が必要です。
その目的は、
相手の自己実現への援助です。
そして、その小さな一歩が行動変容なのです。