NLPはテキスト通りに行きません
NLPはテキスト通りに行きません
NLPを多くの所で学び、お伝えしてきました。
創始者のリチャードバンドラー博士は、「自由が全てであり、残りがあるとすれば愛である」と言っています。
そして、数々の素敵なトレーナーを輩出しています。
しかし、広がるにつれて「自由」という概念が失われつつあるのかもしれません。
型さえ把握すれば、スキルは工夫して自由に使えます。
しかし、テキスト通りにやる=テキストのやり方が全て。
この様に扱われてしまうことが増えて、柔軟性がなくなってきているのを感じる部分もあります。
言ってしまうと「テキスト通りやっても上手くいきません!」あくまでも型なのです。
それ(テキスト)を参考に自分の強みやクライアントに合わせて工夫した使い方をするのです。
日本、アメリカ文化の違いだけではなく
同じ日本人でも体験によって心の作られ方が違うのです。
テキストに書いてあるのは、1つのヒントです。
だから繰り返しの実践が必要になってきます。
リチャードバンドラー博士をはじめとする、NLPに携わった方々。
やり方を見たり、本などで事例を読んだりしていると、クライアントに対して
その都度、アプローチや介入の仕方は変えています。
テキスト通りのクライアントはいないですし、テキスト通りに動いてなんてくれません。
相手はロボットではなくて人間ですから。
守破離という言葉があります。
初めて学んだり、作業に慣れていない場合は、テキストやマニュアル通りにやってみることが大切です。
そして、慣れてきたら殻を破って、自分なりのマニュアルに捉われない「私」らしいNLPをすれば良いのです。
きっと、そちらの方が「自分」も「相手」も笑顔になれるでしょうから。
NLPを求めるクライアントさんじゃなくて、「あなた自身」を求めるクライアントさんに出会ってください。
NLPが全てではないのです。あなたの強みの一部にNLPがあるだけです。