NLPを実践して活躍する卒業生たち
加藤 あみな
職業 アーティスト(色鉛筆画家、iPhone photographer)
アトリエえれ~ぬ運営
『絵を描くって楽しいのね』
『もっと描いてみたい!また描いてみたい!』
アトリエえれ~ぬは、そんな気持ちになれる場所。
み~んなが持っている【キラキラ】に、 自分で気づく!
そんなお手伝いをしています。
NLPを学んでいなかったら
今の私は存在していません
◆簡単な自己紹介とNLPを学ぶきっかけについて教えてください
普段は、色鉛筆を使って絵を描いています。
スマホ(iPhone7)を使って、小さな風景を切り取ってみたり。
制作活動のほかに、「アトリエ えれ~ぬ」という
お絵かき教室を運営しています。
絵を描くことは「自己表現」すること。
絵は自分自身だ・・・
私は今、そう思っています。
NLPと出会ってこのことに気づいたのです。
以前、私は広告制作の仕事をしていました。
忙しいながらもやりがいを感じ、
30人以上を束ねるプロジェクトマネージャーとして
チームの売り上げを倍増させていました。
しかし、成果を出すにつれて
職場の方から嫌がらせを受けるようになりました。
私が女だということも
彼らのプライドに触ってしまったのでしょう。
つまらない嫉妬になんかに敗けたくない。
そう思って走り続けた結果、
睡眠時間は1週間で5時間、休むことなく働き続け
いつしか身も心もボロボロになっていました。
当時の私は、自分が辛いことも感じられないくらい
もう、いっぱいいっぱいでした。
最後は会社のトイレで倒れ、
仕事を離れることになりました。
そんなとき、あるセラピストさんと出会ったのです。
彼女の話はわかりやすく、そして優しく、
ものの考え方など、目からうろこのような状態。
私は彼女に少しずつ、心を開いていきました。
ある時、彼女から
「あなたは死んだ後に何で人に覚えられていたい?」
と質問されました。
私は
「私が死んだら、すぐ、みんなの記憶から消してもらいたい。
私の存在がなかったことになれば、いいのになぁ・・・」
と答えました。
セラピストさんは目を丸くして驚いた表情をした後、
悲しそうな目で私を見つめ
「そんなことを思っているのね」
と私に言いました。
私は彼女の反応に戸惑いました。
そして彼女の言葉にも。
私は自分がなぜ戸惑ったのか、その時はわかりませんでした。
でも、身体の真ん中のあたりを、ギュッとハグされた・・・
そんな気持ちになったことを覚えています。
私はセラピストさんに質問しました。
「あなたはどうやって、いろいろなことを学んだんですか?
どうやって、素敵なセラピストになったんですか?」
セラピストさんは
「私のベースはNLPです」と
答えてくれました。
「それは私にもできますか?」
私が聞くとセラピストさんは、
ニッコリ微笑みながら
「もちろん」と言ってくれました。
◆トレーナー協会を選ばれた理由は?
とはいえ、
NLPなんてなんだか難しそうだし、
私なんかができるものではない。
NLPを学べるのは、NLPを理解できるのは、特別な人に違いない。
私は勝手にそう思っていました。
学ぶ前からあきらめ、
NLPが何なのかさえ、知ろうとはしませんでした。
ところが、ある日のことです。
いつものようにFacebookを見ていた時、
「NLP」という言葉が飛び込んできたのです。
それは【特別キャンペーン】と書かれた、トレーナー協会からの広告でした。
「これはきっと運命なのだ!」
単純な私はそう思い、
この出会いを逃してはならないと
そのまま申し込みをしたのです。
そして、
私はNLPが何なのか全く知らないまま
講座の初日を迎えることになりました。(笑)
◆実際にトレーナー協会でNLPを学んでみて、いかがでしたか?
講義を受けても、
最初は何が何だか、さっぱり解りませんでした。(笑)
でも不思議と、とても楽しかった。
何をやっているのかわからなくても、
毎回よく笑ったことを覚えています。
トレーナーもアシスタントも学びの仲間も
とても優しくて温かくて
本当に安心して学ぶことができました。
素の私のままで要られる・・・
この環境があったからこそ、
私は学び続けることができたのだと思います。
こんなこともありました。
私はプラクティショナーコースを
東京で受講していたのですが、
最後の2日間だけ、私の都合で
受講することができなくなってしまいました。
私が休んだ2回分、次に東京で開催されるのは
半年先になります。
すると、次のステップであるマスターコースを
受講することができない!
私は藁をもつかむ思いで
トレーナー協会の事務局に相談したのです。
事務局の方はとても丁寧に対応してくださいました。
「翌月に大阪でプラクティショナーコースの
最後の2日間が受講可能ですが、いかがでしょう?
それならば、マスターコースを受講することが可能ですよ。」
と提案してくれたのです。
こうして私は大阪での受講を決めました。
東京のアシスタントさんは
「最後の2日間の講義を担当する椎名トレーナーは
声が大きいからびっくりしないでね~」と
笑顔で送り出してもらいました。
「行ってきまーす」といったものの、
正直、不安でいっぱいでした。
当時のプラクティショナーコースは全8日間です。
最後の7、8日目に突然現れた私を
大阪の方々はどう思うんだろう・・・
ところが、そんな心配はまったく無用でした。
まるで初日から一緒に学んできたように
接してくれる参加者さんたち。
そして、笑顔で接してくれるアシスタントの皆さん。
大阪で受講してよかったです。
新しい出逢いにも感謝でいっぱいでした。
ちなみに
大阪で初めて会った椎名トレーナーは
最初のひとこえが驚くほど大きくてビックリ!
東京のアシスタントさんの言葉を思い出し、
思わず笑ってしまいました。
あれで私の緊張もほぐれたのかも。
◆特に印象に残っているようなワークはありますか?
パートのワークです。
パートとは、自分の感情、価値観、トラウマなどで
作られた無意識の部分。
それぞれのパートは意味を持っています。
自分にとって好ましくない感情や反応も
決して邪魔な存在ではなく、
何かポジティブな目的を伝えようとしています。
ある日、講座に向かう途中の電車の中で
1人の乗客の行動に対して
嫌だなーと思うことがありました。
そこで、私は
自分のどの辺が「嫌だなー」と感じているのか
探してみることにしました。
それは、私のみぞおちの少し下あたりにいました。
形は小さいけど、やたらと重い、そんなパートです。
私はそのパートと話をしてみました。
するとそのパートは
“こうでなければならないという
私自身の価値観から外れる行為が嫌だ”
と教えてくれたのです。
私はパートに
「そうだね。嫌なものはイヤだよね。
だって、それは(その価値観は)私にとって大切なものなんだもの。
大切なものをぞんざいにされたら、誰だってイヤだなーって思うよね。」
と声を掛けました。
すると気持ちがすっと軽くなったのを覚えています。
「私を知り、私を信じ、私を許し、私を愛す」
私はNLPを通じてこのことを学び、
少しずつですが変わってきたと思います。
◆NLPを学ばれたことで何が一番大きく変わりましたか?
私の中に存在する、「たくさんの私」と
の付き合い方を見つけました。
喜んだり、悲しんだり、
色々な心の状態の私、
色々な性格の私がいるけれど・・・
私は私。
自分は360度どの方向も向くことができ
そしてそれは
私が自分で決められるのだと気がつきました。
このことに気づいたことで
一番大きく変わったのは
母との関係性です。
母に対して
「親は完璧な存在である」ことを
どこかで期待し、時に失望することもありました。
でも、母も私と同じ人間であり、
色々な心の状態があるのだと
気がつきました。
すると、
その不器用さ、人間らしさを愛おしく感じ
そうすることで、自分自身も満たされる・・・
そんな感覚を体験することができました。
私は母に、今の自分の気持ちを伝えようと思いました。
私は両手を大きく広げた後、
小さな母をギューっと抱きしめながら
「産んでくれてありがとう、お母さんの子供でよかった」
と伝えました。
照れ臭くて、母と2人で笑いました。
あの瞬間から
母と私の新しい時間が動き出したのだと
思っています。
◆学んだことは、どういった場面で活かされていますか?
NLPを学んで、
もっと自由に自分を表現していいよ
とみんなに伝えたくて、
アトリエ えれ~ぬを始めました。
えれ~ぬは
「お絵かきを学ぶところ」ではなく
「お絵かきを楽しむところ」。
自由に自分を解放して表現する……
そんなことを目指しています。
できないことより、できることにフォーカス!
そして、み~んなが持っている【キラキラ】に、自分で気づく!
そんなお手伝いをしています。
「あなたは死んだ後に何で人に覚えられていたい?」
あの質問に対して
今ならこう答えます。
自分が死ぬイメージができません。
だからきっと今と変わらない。
ただ、今この一瞬を、生きるだけ。
それに、私が死んでも、私の作品は残っているでしょ?
えれーぬの参加者さんが、何年かして
あの頃の自分の作品を見たとき
あの時、あみなさんにあんなふうに言ってもらえて嬉しかったなぁとか
あみなさんと一緒に絵を描いて本当に楽しかったなーとか・・・
思い出してもらえたら最高に嬉しいです。
◆受講を迷っている方に一言お願いします
私はNLPをもっと学びたくて、東京でアシスタントをしたり、講座を受講したりしてます。
一緒にNLPを学びましょう!
加藤 あみな
アーティスト(色鉛筆画家、iPhone photographer)
アトリエえれ~ぬ運営
『絵を描くって楽しいのね』
『もっと描いてみたい!また描いてみたい!』
アトリエえれ~ぬは、そんな気持ちになれる場所。
み~んなが持っている【キラキラ】に、 自分で気づく!
そんなお手伝いをしています。