NLPを実践して活躍する卒業生たち
山下 翔平
職業 理学療法士
カラダとこころのフィットネス 運動サロン 代表
「動きを変え、習慣を変え、社会を変える」
を理念に札幌を中心に活動中
「患者さんを変えるため」から「自分が変わるため」に
◆簡単な自己紹介とNLPを学ぶきっかけについて教えてください。
2020年4月から
カラダとこころのフィットネス 運動サロン
を開業しています。
この職業柄、様々な方をお会いするのですが
相手によって話の聞き方や伝え方を変えたりと
NLPで学んだコミュニケーションを活用しています。
以前は、理学療法士として
整形外科クリニックや一般病院に勤務していました。
多くの患者さんと向き合う日々。
そんなある日、
リハビリが進まない患者さんに対し
同僚の作業療法士が発した一言、
「精神的にああだから、仕方ないよね」
これにショックを受けました。
「精神的に仕方ない」で
片付けてしまっていいのだろうか?と。
理学療法士や作業療法士は
ケガや病気などで身体に障害のある人に対して
座る、立つ、歩くなど、基本動作能力や
生活に必要な動作に対して
回復や維持を支援するのが仕事の1つ。
でも、身体だけでいいわけがない。
精神的な部分は間違いなく身体に影響します。
「カラダ」と「こころ」はつながっているのです。
この件をきっかけに
「こころ」へのアプローチについて
考えるようになりました。
そんな時に出会ったのがNLPです。
◆トレーナー協会を選ばれた理由は?
私が日本コミュニケーショントレーナー協会の
NLP講座を選んだのは
ホームページの説明が詳しくて丁寧だったから。
もう講座が始まってるのではないかと思うぐらい。笑
その出し惜しみしていない丁寧な説明が信頼となりました。
アシスタント制度があるのも決め手の1つでしたね。
卒業生が講座のアシスタントをしていると知り、
アフターフォローもしっかりしていて
安心感がありました。
◆実際にトレーナー協会でNLPを学んでみて、いかがでしたか?
私が講座を受講した理由は
患者さんのため、
カラダとこころを両方から診れるようになりたい
そのためのテクニックを身に付けたい
というものでした。
でも、NLPを受講している間に
テクニックだけじゃダメなんだ!
と気づいてしまいました。
テクニックは患者さんへアプローチするための
手段の1つでしかなかった。
テクニックで人を変えようとするのではなく
自ら気づいて変わってもらう必要がある。
そして、人に変わってもらうためには
まず自分が変わらないといけなかった。
ここに気づけたことが
何よりの学びだったと思います。
そう思うきっかけの1つになったが
ポジションチェンンジ。
それぞれのポジションに立って発言をするワークです。
- 自分
- 相手
- 第三者
3つのポジション(視点)あって
実際に自分がモヤモヤした事象について
自分役と相手役がデモンストレーションします。
第三者は横でそれを見ている。
ローテーションで、自分、相手、第三者の
全てのポジションを体験します。
自分がイライラとしたことをテーマに
ポジションチェンジのワークをした時のことです。
自分の視点だけではなく、
相手の視点や立って意見を発したり、
第3者として、冷静にその状況を見つめてみると
全く違う世界が見えてきました。
そして、イライラした相手に対して
「今までごめん。ありがとう。」
そんな普段は言えない言葉が
私から出てきました。
イライラが晴れた瞬間!
ワークの前は
当時のことを思い出すと
あの時の感情が戻ってきていたのですが、
それがなくなりました。
自ら気付くことで、私の心が変わったのです。
身体も緩んだように感じました。
このワークだけではなく
毎回講習に参加するたび
心が洗われる感覚がありました。
その中でも、トレーナーがデモンストレーションで
行ってくださったワークでは
私のこころを一瞬で射抜くかのように、
短時間で悩みを解決方向へ導いてくれました。
学びながら自分の悩みを解消できる講習があるなんて!と、
とても驚いたことを覚えています。
この経験が今の私の仕事のあり方に
大きな影響を与えていますね。
◆学んだことは、どういった場面で活かされていますか?
患者さんとのコミュニケーションに
NLPを活用しています。
整形外科クリニックに勤務していた頃、
私が対応させて戴く方は1日に約12人。
本当に色々な患者さんがいらっしゃいます。
繊細な方、受け身な方、
アドバイスを受け取るのが苦手な方。
そんな患者さんと
まずは信頼関係を作るためにNLPを活用しています。
まずは相手に合わせること。
声のトーンや早さ、呼吸を合わせる。
身体の動きを合わせ、辛い部分に直接触ってあげる。
こころとカラダに寄り添っています。
また、職場のTOPとして
マネジメントするのにもNLPを活用していました。
傾聴を重視したコミュニケーション、
相手を受け入れる姿勢など、
組織のためのNLPを活用していましたね。
◆NLPを学ばれたことで何が一番大きく変わりましたか?
何のためにNLPを学ぶのか、
この目的自体が変わってしまった。
これ、一番大きいでしょう?笑
先ほどもお話ししたように
私は「患者さんのため」と思い、
NLPを学び始めました。
でも、NLPのテクニックを使って
円滑に物事を進めようとしても
多くの人を相手にしていると
やはり自分が疲れてしまう。
相手の態度や発言、現状の結果に
感情が揺さぶられることって、ありませんか?
カラダもそうですが
何より、こころが疲れてしまうのです。
NLPを学んで
そんな自分を楽にする用法を見つけました。
NLPのディソシエイトのテクニック。
自分自身を客観的に見るテクニックです。
自分自身を外側から眺める。
これを学ぶことで
出来事の捉え方が変わりました。
ちょっと俯瞰するだけで
ざわざわしていた自分の感情が変わります。
これだけですごく楽になりました。
最初は「患者さんのために学ぶ」、
次のステップアップで「組織のために学ぶ」、
最終的には「自分のために学ぶ」。
このように、NLPの学ぶ目的は
自分の中で変容していきました。
「自分が変化しなければいけない」
と気づいたのが大きかったです。
もちろん、
患者さんや職場の仲間と寄り添うために
NLPを活用していますが
今は何よりも自分のために活用しているかもしれません。
自分のためにNLPを使うと
自分の幸福度が上がるのです。
結果、私は周囲に感謝できるようになりました。
感謝することが大切なことは頭でわかっていました。
しかし、それはわかっていたつもりなんだなと
今ならわかります。
感謝することで、言葉遣いや振る舞いが変わり、
そのせいか、
応援してくれる人や声をかけてくれる人が多くなりました。
周囲からは「優しくなった」や
「柔らかい雰囲気になった」と言われます。
自分が幸せだと、他人の幸せを生めるのでしょうね。
◆NLPの学びによる付加価値や相乗効果があれば教えてください
自己啓発系のセミナーは、
何となく仲間意識というか
同類な人達が集まる傾向があるように
感じていたのですが、
NLPの講座は全く違っていて
年代、職業、性格、本当に色々な人が
いらっしゃいました。
普段だったらお付き合いするタイプじゃないなと思う人も。
でも、そのお付き合いするタイプじゃないな
と思っていた人が
今も深く付き合っている友人の1人なんです。笑
自分とは全く異なる視点や性格を持つ同期と
一緒に学ぶ時間を過ごしたことで
自分とは異なる視点を持てるようになったと思います。
そういうつながりができたのは
トレーナーのおかげです。
自分のことを安心して開示でき、
自由に行動しても許される、
そのような場をトレーナーが作ってくれたからこそ
多くを分かち合えたのだと感謝しています。
◆受講を迷っている方に一言お願いします
悩んでいる時間がもったいない。
まずは体験会に参加してみることをお勧めしたいです。
それだけで、あなたの悩みは解決へと向かうと思います。
是非、デモンストレーションに立候補してみてください。
山下 翔平
理学療法士
カラダとこころのフィットネス 運動サロン 代表
「動きを変え、習慣を変え、社会を変える」
を理念に札幌を中心に活動中